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ザ・ワイルドワンズ

ザ・ワイルドワンズは、ブルージーンズを脱退した加瀬邦彦が、当時若者に人気の週刊誌「平凡パンチ」に募集記事を載せたのが始まりである。
数々の応募者の中から、"ディメンション" にいた植田芳暁、立教大学のサークル "カントリー・フレッシュメン" の鳥塚繁樹、友人とアマチュアバンド "ロック・ビート" を組んでいた島英二の3名が選ばれ、1966年7月結成した。
グループ名「ワイルドワンズ」とは、加瀬邦彦の大学(慶応義塾大学)の先輩である加山雄三が名付け親である。彼が当時、星占いに凝っていた事もあり、それにより「野生人=WILD ONES」と名付けられた。
同年7月7日から10日間、静岡・伊東で合宿を行い練習をスタート。渡辺プロに所属し、8月には本格活動を開始した。10月から始まったNTV「あなた出番です」にレギュラー出演するという快挙を遂げ、同年11月「想い出の渚」でレコード・デビューをする。
1967年1月には、ザ・タイガースと共にウエスタン・カーニバルに初出場を果たした。GSブームのさなか、1967年9月、4枚目のシングル「青空のある限り」がヒット。翌年1968年1月「愛するアニタ」はオリコン7位にランクインされ、彼らはGS界のトップグループにまで登り詰めていった。同年1月15日から始まったウエスタン・カーニバルには、若干16才の渡辺茂樹が加入し参加。チャッピーの愛称で人気を得て、ジュリー、ショーケンに次ぐGS界のアイドルとして親しまれた。彼の歌った「バラの恋人」が4月にリリースされ、オリコン6位にランクインと大ヒット。7月には、植田芳暁のソロ「花のヤングタウン」がオリコン18位にランクイン。10月リリース「青い果実」はオリコン21位とヒットしたが、1969年2月リリースの「赤い靴のマリア」では、島英二にソロを取らせたものの、オリコン65位と低迷した。もはやGSブームも終焉を迎えた時期だけに、ヒットするまでには至らず、1969年12月以降にリリースした曲の殆どはオリコンチャート外という悲惨な結果に終わってしまった。唯一、1970年7月にリリースした「いいのかな」が、辛うじてオリコン93位にランクインされただけだった。翌年の1971年10月、神田共立講堂での公演を最後に解散した。
デビュー曲の「想い出の渚」はサマーシーズンの定番曲として今でも歌い続けられている名曲である。
1981年1月、日本劇場取り壊しに伴う「さよなら日劇ウエスタン・カーニバル」に出演したのが切っ掛けで「加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ」として再結成に踏み切り、現在も現役で活動中。
2009年には、「加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ」は元ザ・タイガースのジュリーこと沢田研二と共に「ジュリー with ザ・ワイルドワンズ」を結成した。
2014年3月15日、元ワイルドワンズのチャッピーこと渡辺茂樹さんが死去。(享年63)ご冥福を祈ります。

LinkIcon再結成した加瀬邦彦 & ザ・ワイルドワンズ

__成 : 1966年07月 (結成時グループ名 : 同じ)
デビュー : 1966年11月 (デビュー曲 : 想い出の渚)
__散 : 1971年10月 (解散コンサート : 無し / 最終公演 : 神田共立講堂)

ザ・ワイルドワンズ : メンバー

加瀬邦彦 : リードギター
鳥塚繁樹 : サイドギター
島 英二 : ベース
植田芳暁 : ドラムス
渡辺茂樹 : キーボード、フルート
______('68年1月参加)

※全員が曲に応じてヴォーカルを担当

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シングル・リリース

主なヒット曲
想い出の渚('66年11月)※デビュー曲
青空のある限り('67年9月)
愛するアニタ('68年1月)
バラの恋人('68年4月)
花のヤングタウン('68年7月)
青い果実('68年10月)

※他、全17枚リリース
LinkIconシングル・リリースAB面全曲リストはこちらをクリック

LinkIcon1981年再結成後のリリース曲はこちらをクリック

アルバム・リリース

ザ・ワイルド・ワンズ・アルバム ('67年6月)
ザ・ワイルド・ワンズ・アルバム 第2集 ('68年2月)
バラの恋人/ザ・ワイルド・ワンズ・アルバム 第3集 ('68年8月)

※他、全10枚 コンパクト盤(17cm LP)3枚リリース

LinkIconアルバム・リリース全曲収録リストはこちらをクリック

バッキング

加山雄三・リリース
シングル
二人だけの海/愛のすずらん('67年2月)※演奏
アルバム
加山雄三 太陽の恋('67年6月)※収録曲「二人だけの海」の演奏

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主な出演

テレビ
1966年11月12日~ TBSテレビ 「ヤング720」 ※準レギュラー出演
1968年10月07日~ NETテレビ (現:テレビ朝日) 「ヤングポップスエキサイト」 ※準レギュラー出演
1970年10月30日~ 日本テレビ 「紅白対抗ドレミファ大作戦」 ※レギュラー出演
映 画
1967年01月 東宝 「レッツ・ゴー若大将」 ※加山雄三 主演
1967年10月 松竹 「レッツ・ゴー高校レモン娘」 ※由美かおる/西野バレエ団 主演
1967年12月 日活 「愛は惜しみなく」 ※園まり 主演
1969年05月 日活 「愛するあした」 ※伊東ゆかり・松原智恵子 主演

ワイルドワンズ解散後の音楽活動

加瀬邦彦作曲家/プロデューサー
鳥塚繁樹ソロ・シンガー→ カントリーウェスタンバンド「鳥塚しげき&ホットケーキ」結成
島 英二ベーシスト&ギタリスト
植田芳暁バンド「谷啓とザ・スーパーマーケット」に参加→ ドラマー&ギタリスト
渡辺茂樹ロックバンド「オレンジ」に参加→「ロックンロールサーカス」→ ロックバンド「MMP」結成

プロフィール・そしてその後は?

加瀬邦彦 (本名 : 同じ ) 1941年3月6日/東京都生まれ
愛称 : アトム (リーダー)
加瀬邦彦「ザ・スパイダース」「寺内タケシとブルージーンズ」のメンバーを経て「ワイルドワンズ」を結成。ワイルドワンズ解散後は、音楽関係に関わり、作曲家として、また沢田研二のプロデューサーとしても功績を残した。1981年には "ザ・ワイルドワンズ" を再結成。1988年 "タイガース・メモリアル・クラブ・バンド" にも参加。現在は、「ケネディハウス銀座」のオーナーであり "加山雄三&ハイパーランチャーズ" のプロデューサーも務めている。2009年には、沢田研二と "ジュリー with ザ・ワイルドワンズ" を結成した。
2015年4月20日、永眠。(享年74)ご冥福を祈ります。

鳥塚しげき (本名 : 鳥塚繁樹 ) 1947年3月23日/東京都生まれ
愛称 : トリコ
鳥塚繁樹立教大学大学時代はアマチュアのカントリーウェスタンバンドで活躍しており、ワイルドワンズのメンバーに選ばれた。ワイルドワンズ解散後は、ドラマやライブ活動をする。1973年に元ヴィレッジ・シンガーズのリーダー小松久とカントリーウェスタンバンド "鳥塚しげき&ホットケーキ" を結成。1981年には "ザ・ワイルドワンズ" の再結成に参加する。2009年結成の "ジュリー with ザ・ワイルドワンズ" にも参加。

島 英二 (本名 : 同じ ) 1947年10月24日/東京・世田谷生まれ (神奈川・鎌倉育ち)
愛称 : エーボー
島 英二大のベンチャーズファンであり、高校時代、実兄や大石吾朗らと共にアマチュアバンド「チェッカーズ」を結成。その後、知人の紹介で加瀬邦彦に出会い、ワイルドワンズのメンバーとなった。1981年には "ザ・ワイルドワンズ" の再結成に参加したり、大石吾朗と "SOSバンド" 、"ココナッツクラブwith峠恵子" などユニットを組み、1994年には、加山雄三に持ち掛け "加山雄三&ハイパーランチャーズ" の立ち上げの切っ掛けを作り参加した。
2009年 "ジュリー with ザ・ワイルドワンズ" にも参加。

植田芳暁 (本名 : 大串安広 ) 1948年2月7日/神奈川・横浜市生まれ (神奈川・川崎市育ち)
愛称 : ワタリ
植田芳暁早稲田大学在学中、平凡パンチの公募に応募しワイルドワンズのメンバーとなった。ワイルドワンズ解散後は、"谷啓とザ・スーパーマーケット" に参加したり、バンドを結成したりと音楽活動をする。また、タレントとしても活躍した。1981年 "ザ・ワイルドワンズ" 再結成に参加。1988年には "タイガース・メモリアル・クラブ・バンド" に参加する。1994年には "加山雄三&ハイパーランチャーズ" に参加した。2009年結成の "ジュリー with ザ・ワイルドワンズ" にも参加。
2012年1月2日に開催された「2012新春!グループサウンズ GOLDEN CONCERT ~これがGSだ!~」に出演。

渡辺茂樹 (本名 : 同じ ) 1952年2月10日/神奈川・川崎市生まれ
愛称 : チャッピー
渡辺茂樹ワイルドワンズ解散後は、 "オレンジ" そして "ロックンロールサーカス" へと加入する。1974年 "MMP(ミュージック・メイツ・プレイヤーズ)" を結成。キャンディーズのバックバンドとして活躍した。1988年には "タイガース・メモリアル・クラブ・バンド" に参加する。現在もミュージシャンとして活躍する傍ら、若手の育成もしている。
尚、ザ・ドリフターズの加藤茶とは従弟関係。

2014年3月15日、永眠。(享年63)ご冥福を祈ります。

オフィシャルサイト

LinkIcon”ザ・ワイルドワンズ”オフィシャルサイト

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